自費出版の会社選び。

こんにちは。出版コーディネーターの下牧です。
先日、会社の新年会でボーリングに行きました。お酒が入っていたせいか、久しぶりだったせいか、結果はさんざんでした…。でも、会場となった笹塚ボールは、内装も併設のカフェもオシャレで、パーティしながらボーリングしているような雰囲気。それだけでとっても楽しめました。会場選びって大切ですね。
さて、今回の特集は「自費出版の会社選び」。大手出版社、印刷会社、パレードブックスに分けて、それぞれの特徴を解説します。自分にピッタリの会社を選んで、悔いのないよう自費出版しましょう。

たくさんある自費出版の会社。
どこがどう違うの？

【メリット】
プロから専門的なアドバイスを受けることができ、販売網も盤石。ネームバリューがあるので、「あの出版社から本を出した」とPRすることができます。
【デメリット】
内容に手を入れられることもあるため、書きたい内容が書けるとは限りません。自分の表現にこだわりたい場合は不満のタネになることも。事前審査で出版を断られることもあるようです。また、各社自費出版のなかで最も高額です。

【メリット】
すべての工程を自社で行うため、早く・安く仕上げることができます。
【デメリット】
編集やデザインのサポートがない会社が大半で、持ち込んだ原稿がほぼそのまま印刷・製本されるため、本としてのクオリティUPは望めません。また、出版社ではないため、基本的に販売のサービスやサポートがなく、完成した本は著者自身が配布することになります。

【メリット】
一人ひとりに担当者がついて、一緒に本を作り上げます。著者の表現を尊重しつつ、表記統一や誤字・脱字についてアドバイス。さらにデザイン会社ならではの優れたデザインや装幀をご提案。特殊な加工にも対応し、大手出版以上の仕上がりを実現します。他にも、書店流通の手配から販売PRまで多彩なオプションでサポートします。
【デメリット】
大手出版社のようなネームバリューはありませんし、印刷会社の価格には負けてしまいます。

わずか9度の傾きで本を支えるブックエンド。

本が倒れないように支えてくれるブックエンド。さまざまな種類のものが販売されていますが、重かったり、見栄えが今一つだったり、本棚で悪目立ちしてしまうこともしばしば…。そんななか、さりげなく本を支えてくれる逸品が発売されました。「SOGU 9° BOOK STOPPER」は、わずか9度の角度を本につけることで、本自体をブックエンドにしてしまうというアイディア商品です。ステンレス製でとってもクール。すでにオシャレ書店の陳列にも活用されているそうです。価格はリーズナブルで1個1,320円。インターネットで好評発売中です。