自分史の書き方。

こんにちは。出版コーディネーターの森です。
新型コロナウイルスで、不安な毎日が続きますね…。弊社でも、感染拡大防止の観点から、4月6日（月）までの営業時間を11：00～16：00に変更させていただきました。ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
今回の特集は「自分史の書き方」。不要不急の外出を控え、時間を持て余している方は、自分史に取り組んでみてはいかがでしょう？最近では就活にも生かせるということで、若い方にも人気のようです。自分自身を知ることは、未来の指針にもなります。自分史を書くのに「まだ若い」ということはありません。ぜひトライしてみてください。

人生を振り返って、
自分史を書いてみませんか？

まずは人生の主な出来事を年表にまとめましょう。アルバム、日記、手帳、SNSの投稿など、資料を参考にすることはもちろん、一般的な出来事をまとめた時事年表も記憶を呼び起こす手がかりになります。次にそれぞれの年の印象的なエピソードを書き出しましょう。箇条書きでOKです。一緒に遊んでいた友達、受験した高校、初恋の思い出などなど、記憶があいまいなところは、家族や友人に相談してみると、昔話に花が咲き、交流を深めるきっかけにもなるはずです。

次に、どういう順番で何を書くのか、構成を考えてみましょう。まずは年表のエピソードに優先順位をつけ、厳選していきます。全体を書くのか、時期や趣味・仕事など、テーマを絞って書くのか…。自分史を通して何を伝えたいか、自分のどういう面を知ってもらいたいか、じっくり考えたうえで選びましょう。ページ数や本としてのまとまりを考えたとき、優先度が低いエピソードを捨てる思い切りも必要となってきます。

プロットが決まればいよいよ執筆です。一気にすべてを書き上げようとすると難しいので、1項目ずつ計画的に書き上げるのがオススメです。基本的には、冒頭から書き進めた方が内容に一貫性が出やすいのですが、「筆が進まない」という場合は、書きたいところから書いてみるのも良いと思います。とにかく1冊を書き上げることをめざしましょう。どうしても書けない…という方は、プロのライターがインタビューによって原稿を書き起こす「ライティングサービス」もご用意しています。

中世をイメージした木製パズルブック。

パズルを解かないと次のページへ進めない…。そんな本がアメリカで誕生しました。「Codex Silenda」は全5ページの木製パズルブック。機械のように複雑に組み合わされたパーツをねじったり、まわしたりしながら、次のページに進むためのロックを解除し、読み進めます。もちろん「本」なので、ストーリーもちゃんとあって、レオナルド・ダ・ヴィンチの弟子の冒険譚が描かれているのだとか。お値段は300ドル。小さな工房で手作りされており、すぐに購入できるものではない様子ですが、定期的に注文を受け付けており、国際配送も対応しているようです。