本を読みやすくする工夫がしたい!

読みやすい本には、内容に合ったレイアウトやサイズがあります。たとえば、小説、ビジネス書、参考書…
それぞれ、どんな体裁をしているか思い浮かべてみてください。
今回は、そんな本づくりの具体的な工夫をご紹介。読者に寄り添った一冊を目指しましょう。

内容にピッタリの、本のレイアウトとは?

服にサイズやTPOに合わせたデザインがあるように、本にも内容に応じた適切な体裁があります。

たとえば、小説やエッセイなら一般的な文芸書サイズ(四六判)でタテ組が基本ですが、図表が多い実用書では、情報が細かく見づらくなることも。そんなときは、少し大きいA5判がオススメ。
英語の表記や数字が多い場合は、タテ組の中にヨコ組が混ざると読みづらいので、すべてヨコ組にすることが多いです。

このように、内容に合わせてレイアウトすることで、本はつくられています。

記号を使ったり太字にしたり、レイアウトを工夫しよう。

重要な部分を太字やカッコで強調したり、箇条書きを使ったりすることで、文章は読みやすくなります。
また、文章だけでイメージしづらい内容には、イラストや写真、図を加えるのも効果的。
ただし、無尽蔵に画像を掲載できるWEBと違って、紙の本では「必要なところにだけ」入れるのがポイントです。

基本は文章が主役。あくまでも補助的なものとして考えましょう。

他の本を参考にしながら、良いところを取り入れよう。

どんな本にしたいかを考えるときは、書店で自分がつくりたい本に近いものを手に取ってみましょう。
文字のサイズや強調の方法など、参考にしたい要素がきっと見つかるはず。

モノクロではなく2色印刷にすることで、重要なキーワードや図版に色を使ってわかりやすくしたり覚えやすくする方法も。
写真の色味をしっかり伝えたい、華やかに仕上げたい場合にはフルカラー印刷という選択肢もあります。モノクロ印刷より費用は上がりますが、その分、より適切な本のカタチに近づけることができます。

なんだか難しい…という方は、お気軽に担当コーディネーターまでご相談ください。
ピッタリの体裁をご提案します!

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